中外製薬は「すべての革新は患者さんのために」という哲学のもと経営を展開しています。またロシュ・グループの最重要メンバーとして、国内外において革新的な新薬を継続的に提供しています。 2002年にロシュ社との戦略的アライアンスを結び、それに伴いロシュグループでありながら、独立した中外ブランドを展開していくことを望んでいました。
従来の中外製薬ブランドはそのままに、ロシュグループをエンドースとして併記していくシグネチャーを策定し、国内のあらゆるアイテムへ展開しました。パッケージはデザインシステムを統一しました。医療現場で扱われる特性上、医療従事者が瞬時に適正に判別できる機能的デザインであることを最優先しました。色彩、アイコン、数字の位置など医療ミスを防ぐための配置を施しました。これらは一つのガイドラインにまとめて運用できるよう管理しました。